前橋駅で痴漢など撲滅呼びかけ なでしこリーグ2部の選手ら

電車で通学や通勤を始める新入生や新社会人を痴漢などの被害から守ろうと、サッカー女子、なでしこリーグ2部の選手らが、前橋駅で卑劣な犯罪の撲滅を呼びかけました。

12日、前橋駅で呼びかけを行ったのは、なでしこリーグ2部の「バニーズ群馬FCホワイトスター」の選手とスタッフ、それに警察官など合わせておよそ30人です。
選手らは、痴漢などの被害に遭ったり被害を見かけたりしたら警察への通報を求めるチラシなどを、駅の利用客らに配って、卑劣な犯罪の撲滅を呼びかけました。
県内での痴漢の検挙数は、去年は12件で、前の年より3件増えていて、警察が駅や電車内での取り締まりを強化しています。
呼びかけを行った大矢歩選手は「痴漢を撲滅するために、周囲が見て見ぬふりをせずに通報するといった心がけが大切だと思います。チームとしても地域に貢献できる活動を続けていきたいです」と話していました。