群馬県内のインフルエンザ患者 3週連続減少で警報解除

群馬県内で7日までの1週間に確認された1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は8.5人で、3週連続で減少し、群馬県は去年11月から県内全域に出していた「インフルエンザ警報」を9日、解除しました。

県衛生環境研究所によりますと、インフルエンザの患者数は今月1日から7日までの1週間で、1医療機関あたりの平均が8.5人と、前の週より12.04人減り、3週連続で減少しました。
これにより、警報を解除する基準の10人を下回ったため、群馬県はきょう、去年11月28日から県内全域に出していた「インフルエンザ警報」を解除しました。
一方、保健所の管内別では、富岡が19.67人、安中が16.33人、伊勢崎が10.7人などとなっています。
群馬県は県内の一部の地域では依然として多くの患者数が確認されているとして、引き続き、こまめな手洗いなど、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。