生徒数減少で統合 新中学校が開校 400人余が新生活 富岡

8日、多くの小中学校で新学期を迎え、群馬県西部の富岡市では、生徒数の減少に伴って2つの学校が統合されてできた中学校で、開校式が行われました。

富岡市の旧富岡中学校と東中学校は、生徒数の減少のため、今年度に統合されて、新たに「富岡中学校」としてスタートし、8日、開校式が行われました。
式には、2年生と3年生の生徒合わせて275人が出席し、はじめに、富岡市の服部幸雄教育長が開校を宣言しました。
そして、服部教育長から富岡中学校の白石直樹校長に新しい校章が刺しゅうされた校旗が手渡されました。
このあと、生徒会長を務める3年生の勅使河原龍さんが「私たちしか経験できない新しい歴史や伝統をみんなの力を合わせて築き上げていきたい」と力強く決意を述べました。
そして、式の最後に、出席者全員で新しい校歌を合唱しました。
この学校では、8日午後に1年生の入学式が行われ、全校生徒400人あまりが新たな学びやでの生活を始めます。