群馬 館林 見頃を迎えた桜とこいのぼりが共演 鶴生田川

館林市では桜が見頃を迎え、桜の花とこいのぼりの共演を楽しめる名所には、多くの人が訪れています。

館林市の中心部を流れる鶴生田川の川沿いでは、毎年桜が咲く時期に合わせてこいのぼりが掲げられ、両岸に植えられたおよそ180本のソメイヨシノとともに街なかを彩ります。
ことしは、開花の前に気温の低い日が続いたことから例年より10日ほど遅い先月29日に咲き始め、ようやく5日、見頃を迎えました。
川の両岸に渡したロープに結ばれた、およそ3000匹のこいのぼりは流れの上で風にそよぎ、訪れた人たちは見頃を迎えた桜との景色を思い思いに楽しんでいました。
山梨県から家族で訪れたという40代の女性は、「見渡すかぎりこいのぼりで、桜も咲き始めてすごいです」と話していました。
また、栃木県から8歳になる息子を連れてやって来たという女性は、「久しぶりにこの景色が見られてすごくきれいだなと改めて思いました」と話していました。
館林市によりますと、鶴生田川の桜並木は来週いっぱい楽しめそうだということです。
また、こいのぼりは来月10日まで飾られ、期間中にはライトアップも楽しめるということです。