群馬県 警察学校の入校式“不偏不党かつ公平中正に”全員宣誓

群馬県警察学校の入校式が5日行われ、今年度採用された新人警察官たちが決意を新たにしました。

前橋市にある警察学校で行われた入校式には、今年度採用された警察官と警察職員、あわせて86人が参加し、入校生の代表に辞令が手渡されました。
そして全員で「不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たることを固く誓います」などと宣誓しました。
これに対して県警察本部の平井啓一郎警務部長が「警察の使命を自覚し県民の期待と信頼に応える力強さと優しさを備えた警察職員になってほしい」と本部長の訓示を代読しました。
式のあと前橋市出身の藤宮寿利巡査は「県民の安全を守るために厳しい訓練にも耐えて責任感の強い警察官になり、犯人を逮捕したい」と話していました。
また、警察職員から警察官になったというみどり市出身の小池萌々香巡査は「警察官の上司や同僚の姿を見て、現場に出て県民の皆さんの安全のために働きたいと思い警察官を志した。将来は特殊詐欺の被害から高齢者など多くの人を守りたい」と話していました。
新人警察官は今後、半年から10か月かけて職務に必要な法律の知識や捜査の方法などを学んだあと、各警察署などに配属されます。