「2024年問題」群馬県“業界団体や事業者と連携し対応”

建設業や運送業などでの時間外労働の上限規制が今月から適用されたことによるいわゆる「2024年問題」について、県は、県内の業界団体や事業者と連携し対応する姿勢を示しています。

この問題への対応について県は、昨年度までに建設業協会などの業界団体と意見交換をしたり、団体を通して事業者に法改正について周知したりしてきたということです。
また、県発注の工事については、事業者が週休2日をきちんと取得できるように、調整した工期で発注することを2年前から本格的に導入するなどして適正な働き方を推進してきたとしています。
県土整備部の宮前勝美部長は4日の記者会見で「今後も業界のさまざまな意見を聞きながら、必要な対策をしていきたい。広い業界なので、末端まで行き渡るようにこれからも協力していきたい」と述べました。