ぐんまフラワーパーク 改修後来場者 40万人見込む 群馬県

前橋市にある県の施設で、現在、改修中の「ぐんまフラワーパーク」について、県は、子どもたちが遊べる施設などを新設することで、来年4月のリニューアルオープン後には、年間の来場者を休園前の2倍あまりの40万人と見込んでいる計画を明らかにしました。

前橋市柏倉町にある県の施設、「ぐんまフラワーパーク」は、1992年に開園して最初の年度はおよそ89万人が来園しましたが、2年前にはおよそ18万人に減少し、施設の老朽化も進んでいました。
このため県は、去年3月から休園して来年4月のリニューアルオープンに向けて改修工事を進めています。
改修後の計画について県は屋内のスペースに新たに子どもたちが遊ぶアスレチックの施設や、花を摘んでオリジナルの花束を作ることができる体験型の施設を新設することを明らかにしました。
また、県産の野菜や花を用いた料理を提供するカフェやレストランも整備することにしていて、改修後の来場者を休園直前の2022年度の2.2倍ほどの年間40万人と見込んでいます。
山本知事は先月の記者会見で「県内外や世界中から多くの人が観光に訪れるような空間を作り上げたい」と述べました。