関東甲信 大気不安定で風強い状態続く 強風など十分注意

低気圧や前線の影響で、関東甲信は大気の状態が非常に不安定になり風の強い状態が続いています。
気象庁は強風や高波、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、発達しながら日本海を進む低気圧と太平洋側にのびる前線の影響で、関東甲信では大気の状態が非常に不安定になり局地的に雨雲が発達しています。
風も強まっていて、午前11時までの3時間の最大瞬間風速は、東京の伊豆大島で28メートル、千葉県銚子市で25メートルなどとなっています。
関東甲信では29日夜にかけて大気の状態が非常に不安定になり、このあと数時間、非常に強い風が吹く見込みで、29日の最大風速は関東の海上と伊豆諸島で23メートル、関東の陸上で20メートル、最大瞬間風速はいずれも35メートルと予想されています。
また、海上は夕方にかけてうねりを伴って大しけとなる見込みです。
気象庁は、強風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。