玉村町の介護施設が介護給付費178万円不正受給で処分 群馬

玉村町にある介護施設が、看護師の勤務表をねつ造して毎日、勤務しているように装い、介護給付費170万円あまりを不正に受け取っていたとして、県から3か月間、介護報酬の上限を7割に抑える処分を受けました。

処分を受けたのは玉村町でデイサービスを行っている介護施設の「くつろぎの家ハッピー園」です。
県によりますとこの施設は、去年9月の1か月間、看護師が毎日、勤務していないにも関わらず、勤務しているように勤務表をねつ造して県に提出し、介護給付費178万円あまりを不正に受け取っていたということです。
県の定期指導で明らかになったということで、調査に対し施設側は不正を認め、「制度を理解できていなかった」と話しているということです。
県は施設に対し、27日付けで来月から3か月間、介護報酬の請求の上限を本来可能な額の7割に抑える処分を行いました。
そのうえで不正に受け取った全額を自治体や利用者に返還するよう求めることにしています。