農作物を特急で都内へ輸送 その日に販売 東武鉄道と沿線5市

地域の魅力をPRしようと、東武鉄道と沿線の自治体は、地元で収穫されたばかりの農作物などを特急列車で都内の駅まで運び、販売する取り組みを行いました。

この取り組みは、東武鉄道と群馬・栃木の沿線自治体で作る団体が行ったもので、県内では桐生市や太田市など5つの市が参加しています。
新桐生駅では19日、桐生市の職員が19日朝、収穫したばかりのしいたけとまいたけを特急「りょうもう」に積み込んでいました。
また、19日は太田市など、別の3つの市もそれぞれの駅で、きゅうりや小玉すいか、それにいちごなど、地元の農作物を積み込んだということです。
そして、特急列車に積み込まれた農作物は、19日午後3時半から北関東の玄関口、北千住駅の構内で販売されたということです。
桐生市観光交流課の今泉一美課長は「都内から東武線を使えば桐生まで2時間弱で来られるというアクセスの良さも伝えていきたい。今後も東武線を積極的に使い、桐生の良さをPRしていきたい」と話していました。