高校の男子校と女子校 初めて合同で研究発表会 高崎

地元の高校どうしの交流を深めようと、高崎市内の男子校と女子校が初めて合同の研究発表会を開き、生徒たちが社会課題の解決につなげる開発や提案を披露しました。

高崎高校と高崎女子高校は13日、市内の複合施設で初めて合同の研究発表会を開き、両校の生徒およそ850人が参加しました。
生徒たちは、授業で取り組んだ社会課題の解決につなげる研究を報告し、このうち高崎高校の生徒は、はじめに英語に苦手意識を持つ子どもが増えていることを課題に挙げました。
その上で、スマートフォンのカメラで撮影した対象物を自動で英語で表すアプリを開発していることを発表すると、関心を持った生徒から活用のしかたなどについて質問を受けていました。
また高崎女子高校の生徒は、生ごみを分解して堆肥に変える「コンポスト」について研究し、その普及を提案していました。
高崎高校の生徒は「他校の生徒に発表するのは緊張感がありました。日常生活の中で課題を見つけている人が多かったので、勉強になりました」と話していました。
また、高崎女子高校の生徒は「自分の研究に関心を持ってくれてうれしかったです。もらった意見を研究に反映します」と話していました。
主催した高崎高校の岡田直之教諭は「生徒たちは積極的にコミュニケーションを取っていました。今後もこうした連携を続けていきたいです」と話していました。