パートタイマー割合27.9% 前年同月比13か月連続減少

群馬県内で働く人のうちパートタイマーの割合は、去年12月の時点で27.9%と13か月連続で前の年の同じ月を下回ったことがわかりました。
群馬県は、「人手不足の影響で、正社員の採用が進んでいるとみられる」としています。

群馬県は毎月、県内にある従業員5人以上の、およそ780の事業所を対象に給与や労働時間、それに雇用の現状について調べ、その結果を「毎月勤労統計調査」として発表しています。
それによりますと、去年12月の時点で、県内企業の推計の労働者数は前の年の同じ月に比べて3.8%多い75万7328人で、21か月連続で前の年の同じ月を上回っています。
このうち、パートタイマーの割合は前の年の同じ月より1.2ポイント少ない27.9%で、13か月連続で前の年の同じ月を下回りました。
この結果について群馬県は、「人手不足の影響で、正社員の採用が進んでいるとみられる」としています。
また、毎月の「定期給与」については26万5760円で、前の年の同じ月より1.7%増え、24か月連続で前の年の同じ月を上回っています。