群馬 館林市の看護学校で卒業式 38人が新たな一歩踏み出す

看護師を養成する館林市の看護学校で卒業式が行われ、38人の生徒が3年間の学生生活を送った学びやに別れを告げ、医療従事者としての新たな一歩を踏み出しました。

4日、館林市にある公立館林高等看護学院で行われた卒業式には、3年間の学びを終えた生徒たち38人が白衣を着て出席しました。
生徒たちは、名前を読み上げられると、1人ずつ前に進み出て、学院長から卒業証書を受け取っていました。
そして、卒業生代表の松崎栞菜さんが保護者や在校生などを前に「学院の卒業生であるという誇りと感謝を胸に、努力を重ねていきます」と決意を述べました。
この看護学校では、今回で50回目の卒業式を迎え、4日卒業した38人は、多くが今月下旬の看護師国家試験の合格発表後に地元の病院などで地域医療の担い手として働くことになっているということです。
卒業生の1人の飯塚愛悠さんは「50回生の皆と一緒に卒業できてうれしいです。患者の気持ちに寄り添う看護師になりたいと思います」と話していました。