前橋市 交流続く台湾の料理を学校給食に提供

長年にわたって交流が続く台湾とのつながりを深めようと、前橋市では学校の給食に台湾の料理を提供する取り組みが行われ、28日、市内の中学校では生徒たちが給食を味わいながら海外の食文化を楽しみました。

この取り組みは、台湾とのつながりを子どもたちにも知ってもらおうと前橋市が企画したもので、今月、市内にある公立の小中学校や幼稚園など71校では、順次、台湾の料理が給食で提供されています。
28日は前橋市の箱田中学校などで台湾料理の給食がふるまわれ、小川晶市長も参加しました。
献立は甘辛く煮た豚肉などをご飯にかけて食べる台湾の郷土料理「ルーローハン」や、大根スープにショウガやコショウで味を付けた家庭料理「ルォボータン」などです。
生徒たちは味の感想を言い合うなどして現地の味を楽しんでいました。
中学2年生の男子生徒は「台湾料理を食べたことがなかったので、おいしさに驚いた」と話していました。
また、中学2年生の女子生徒は「名前を聞いたことのある料理もあったので、台湾を身近な存在に感じた」と話していました。