関東甲信の雪ピーク越える 27日は高波警戒と強風に注意

関東甲信の山沿いを中心に降り続いた雪はピークを越えましたが、低気圧の影響で、27日は関東の沿岸部や伊豆諸島で波が高くなり風も強まる見込みで、気象庁は高波に警戒するとともに、強風に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、低気圧や上空の寒気の影響で、25日から26日明け方にかけて関東甲信の山沿いを中心に雪が降り続き、午前7時の積雪は、群馬県草津町で44センチ、長野県小谷村で41センチ、栃木県奥日光で20センチなどとなっています。
ピークは越えましたが、関東北部と長野県では山沿いを中心に引き続き雪の降るところがある見込みで、歩行中の転倒や交通への影響に注意してください。
一方、日本の東を発達しながら進む低気圧の影響で、関東の沿岸部や伊豆諸島では27日の昼前から夜遅くにかけて波が高くなり、関東では大しけとなる見込みです。
また、風も強まり、27日の最大風速は、関東の海上で23メートル、関東の陸上で18メートル、伊豆諸島で17メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルと予想されています。
気象庁は高波に警戒するとともに強風に十分注意するよう呼びかけています。