「地球の歩き方」群馬版発行へ出版社が山本知事に報告

旅行ガイドブック「地球の歩き方」の「群馬版」がことし8月ごろに発行されることになり、20日、出版社の編集長などが山本知事に報告を行いました。

県庁の山本知事を訪ねたのは、旅行ガイドブック「地球の歩き方」の編集長や担当プロデューサーなど5人です。
1979年に創刊した地球の歩き方は、コロナ禍で海外旅行の需要が落ち込んだことなどから、ここ数年、国内版にも力を入れていて、国内版の販売数は、これまでの累計でおよそ60万部だということです。
「群馬版」は同じ北関東の「栃木版」と「茨城版」と並行して制作が進められているということで、ことし8月ごろの販売を目指しているということです。
県内の全市町村の情報が500ページほどの中に盛り込まれる予定で、報告を受けた山本知事は「群馬の魅力がまだ十分に伝わっていない部分があると思っている。すばらしいガイドブックを作って伝えてほしい」と要望していました。
宮田崇編集長は報告のあとの取材に対して「地元に根付いた魅力をきちんと紹介したい。群馬の人にも地元の魅力を再発見してもらえるような内容に仕上げたい」と話していました。