「秋間梅林祭」梅の花楽しむ恒例の催し 暖かい陽気でにぎわう

梅の名所として知られる安中市の「秋間梅林」で、梅の花を楽しむ恒例の催しが開かれていて、20日は暖かな陽気のもと多くの人でにぎわいました。

安中市の「秋間梅林」は、50ヘクタールほどの敷地におよそ3万5000本の紅白の梅の木が植えられている県内有数の梅の名所です。
恒例の「秋間梅林祭」は今月17日に始まり、季節外れの暖かさとなった20日、会場には多くの花見客が訪れていました。
地元の観光協会によりますと、ことしは暖冬の影響で開花が例年より1週間ほど早く、すでに5分咲きだということです。
また、会場では「秋間梅林」の梅を使った梅干しや「梅ジュース」が販売されていて、次々と買い求める人の姿がみられました。
高崎市の90代の女性は「毎年来ていますが、ことしは咲くのが早いですね。香りもよく春が来たなと感じます」と話していました。
また、秋間梅林観光協会の黛青葉さんは「秋間梅林は梅の間の遊歩道を散策して楽しめるのが魅力のひとつです。料理を味わいながら梅を楽しんでほしい」と話していました。
この催しは来月下旬までで、来月上旬から中旬が見ごろだということです。
また、毎週金曜日と土曜日の夜は梅林のライトアップも行われます。