“卒業後は県内で就職を” 群馬県 外国人留学生にガイダンス

県内で学ぶ外国人留学生に卒業後、群馬で就職してもらおうと、県が19日、就職活動のポイントや県内で働く魅力を伝えるガイダンスを開きました。

このガイダンスは県内に多く暮らす外国人との「共生」を掲げる県が、外国人留学生に人手不足に悩む県内企業を就職先として選んでもらおうと、5年前から毎年開いています。
19日は会場の県庁に、県内の専門学校や日本語学校で学ぶモンゴルやブラジルなどからの留学生5人が参加したほか、オンラインでも2人が参加しました。
この中では、外国人の就労や生活を支援する会社の男性が講師となり、日本の就職活動における一般的なスケジュールや、面接の際の「10分前行動」の大切さなど、ポイントを伝えました。
そのうえで、県内では今、5万人を超える外国人が働いていることや、東京に比べて家賃が安く暮らしやすいといった環境面での「群馬の魅力」を伝えていました。
モンゴルからの留学生は「就職活動への取り組み方などまとまった情報を初めて知ることができた」と話していました。
県ぐんま暮らし・外国人活躍推進課の東野真士さんは「受け入れ環境や活躍できる環境の整備に力を入れているので、ぜひ、群馬を働く場として選んでほしい」と話していました。