草津温泉 「春節」 中国や台湾からの観光客でにぎわう 群馬

中国などで旧正月にあたる「春節」の大型連休が始まり、全国有数の温泉地、群馬県の草津温泉では中国や台湾からの観光客でにぎわっています。

中国などでは今月10日から旧正月の春節にあわせた大型連休に入っていて、群馬県の草津温泉には中国や台湾などから多くの観光客が訪れています。
16日も観光名所の「湯畑」を中心に大勢の外国人観光客でにぎわい、足湯に入って体を温めたり、湯畑を背景に写真を撮ったりして、温泉地の観光を楽しんでいました。
また、地元の観光案内所には中国などからの観光客向けのパンフレットが置かれていて、手に取った人たちが目的地までの行き方を確認していました。
親族16人で台湾から訪れた34歳の夫婦は「草津には初めて来ましたが、温泉がこれまでで最もよかったです。景色もすばらしいです」と話していました。
また、家族6人で中国から訪れた36歳の男性は「8年ぶりに草津に来ました。今回初めて連れてきた家族がとても喜んでいました。草津の温泉は癒やされます」と話していました。
草津温泉観光協会の福田俊介事務局長は「春節に入り、中国や台湾からの観光客の宿泊が増えていると地元の宿泊施設から聞いている。楽しい思い出を作ってもらえるよう、もてなしていきたい」と話していました。