群馬県内 平地でも大雪 ほぼ全域に大雪警報

本州の南岸を進む低気圧の影響で、群馬県内は5日、山地だけでなく平地でも大雪となっていてほぼ全域に大雪警報が出されています。
気象台は5日夜遅くにかけて大雪や交通への影響に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、低気圧が発達しながら本州の南岸を東に進んでいる影響で、群馬県内は各地で大雪となっています。
午後5時の積雪は、みなかみ町藤原で70センチ、草津町で58センチ、前橋市で6センチなどと平地でも雪が積もっています。
前橋地方気象台は5午後3時15分、片品村を除く県内34の市町村に大雪警報を出し、5日夜遅くまで大雪に警戒するよう呼びかけています。
6日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、利根・沼田地域の山地と吾妻地域の山地で20センチ、南部の山地で15センチ、北部の平地と南部の平地で10センチと予想されています。
気象台は5日夜遅くにかけて大雪による交通への影響に警戒するとともに、6日明け方にかけて農業施設の倒壊、路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意するよう呼びかけています。
不要不急の外出を控えるほか、外出している場合は早めの帰宅を心がけるようにしてください。
また、冬用タイヤを装着していない車の運転は控えてください。