群馬県 中之条町で最大風速9.4メートル観測 2月では最大

群馬県内は1日、冬型の気圧配置の影響で風が強まり、中之条町では2月としては観測史上最大となる9.4メートルの最大風速を観測しました。
気象台は1日夜遅くまで強風に注意するよう呼びかけています。

県内は1日、冬型の気圧配置の影響で、乾いた北寄りの風の強い状態が続いていて、1日午後5時までに▽伊勢崎市で20.8メートル、▽前橋市で17メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、最大風速では中之条町で9.4メートルを観測し、2月としては観測史上1位となりました。
このうち、伊勢崎市では木々やのぼり旗などが大きく揺れていて、歩く人の中には風に背中を押され、思わずよろめく人や、帽子が飛ばされないよう手で押さえる人もいました。
40代の女性は「車に乗っていてもあおられてしまい、運転が怖かったです。洗濯物も外に干して飛ぶと嫌なので室内に干しました」と話していました。
また、18歳の高校生は「歩くのも大変です。これから友達と遊ぶので、髪の毛をセットしたのにボサボサになってしまいました」と話していました。
気象台は1日夜遅くまで強風に注意するよう呼びかけています。