電動キックボード活用法 市職員が実証実験 群馬 富岡

富岡市は電動キックボードの活用方法を検討するため、民間企業と連携し、市の職員に業務や通勤で利用してもらう実証実験を1日から始めました。

この実証実験は富岡市が民間企業と連携して1か月間行うもので、市の職員に業務や通勤の際、電動キックボードを利用してもらい、今後の活用方法など、アイデアを集めるのがねらいです。
初日の1日、職員の中には市役所から近くの公民館まで電動キックボードで移動する人もいて、操作方法や乗り心地を確かめていました。
実証実験に使う電動キックボードはサドル付きで16歳以上であれば、運転免許がなくても利用できます。
富岡市では10台の電動キックボードを民間企業から借りて、市役所以外にも富岡製糸場など、市内6カ所に配置し、市の職員に利用してもらうことにしています。
そして、将来的には、観光客や高齢者の利用などについても検討していきたいとしています。
利用した40代の職員は「自転車と同じくらい簡単に乗ることができた。日々の業務で施設間の移動があるので、時間の効率化になると思う」と話していました。
富岡市企画課の黛徳重課長は「今回の実証実験を通して、市民の皆さんや観光客がどのように活用できるか職員みんなで探っていきたい」と話していました。
この実証実験は今月29日まで行われます。