群馬県立自然史博物館がアメリカの子ども博物館と協定を締結

群馬県立自然史博物館はアメリカにある世界最大規模の子ども博物館と協定を結び、今後、子ども向けの体験学習のプログラムの開発や、収蔵している化石の貸与などで連携を図ることになり、26日締結式が行われました。

締結式は富岡市にある県立自然史博物館で行われ、協定を結ぶアメリカの「インディアナポリス子ども博物館」の副館長も出席しました。
「インディアナポリス子ども博物館」は年間100万人以上が訪れる世界最大規模の子ども博物館で、恐竜の化石やアメリカのポップカルチャーに関する資料など、13万点あまりが展示されています。
協定では子ども向けの体験学習のプログラムの開発や、収蔵している化石の貸与、それに専門知識の共有などで連携を図ることになっています。
また、協定の一環で、早速、27日には子ども博物館の職員によるワークショップが開かれるということです。
子ども博物館のモニカ・ラムジー副館長は「培ってきた知識や経験を共有することで、互いの発展につなげていきたい」と話していました。
県立自然史博物館の藤巻薫館長は「再来年に開館30周年を迎えるので、それに向けて展示物の借用なども進めていきたい」と話していました。