自転車事故多発エリアが一目でわかるマップを公開 群馬県

相次いでいる中学生や高校生の自転車事故を減らそうと、群馬県は事故が多発しているエリアが一目でわかるマップを作成し、インターネット上で公開しています。

群馬県は1万人あたりの通学時の自転車事故の件数が中学生・高校生ともに高い状況が続いていて、おととしの民間の調査ではともに全国ワースト1位になっています。
このため、群馬県は事故防止につなげようとおととしまでの5年間に県内で発生した中高生の自転車事故の情報をまとめ、事故が多発しているエリアが一目でわかるマップを作成し、今月18日からインターネット上で公開しています。
このマップでは、自転車事故が多発しているエリアは濃い赤色で示されていて、特に事故が多く発生した地点には星のマークが記されています。
そして、星のマークの部分をクリックすると、発生件数や「右折時」など、事故が起きた状況を確認することができます。
県道路管理課は「通学で自転車に乗る中高生に加え、車を運転するドライバーにも事故が多発しているエリアを知ってもらうことで、事故の減少につなげたい」としています。