大学入学共通テスト 会場設営行われる

大学入学共通テストが13日から始まります。
これを前に、試験が実施される県内の大学などで会場の設営が行われました。
大学入学共通テストは13日と14日の2日間、全国一斉に行われ、県内では15の会場で合わせておよそ7700人が受験する予定です。
このうち、240人が受験する予定の前橋市にある群馬医療福祉大学では、12日、会場の設営が行われ、大学の教職員たちが試験場までの案内表示を掲示したり、イスや机などを掃除したりするなど、試験に向けた準備を進めていました。
新型コロナの5類移行を受けて、ことしは4年ぶりに受験生に対してマスクの着用を求めない一方、会場の入り口には、引き続き感染対策として消毒液を備えるなどの対応を取っているということです。
大学入試センターでは、試験当日は会場の周辺で渋滞が起きるおそれもあることから、時間に余裕を持って会場に向かうよう呼びかけています。
群馬医療福祉大学の間渕哲弥入試広報センター長は「受験生が落ち着いた状態で実力を発揮できる環境を提供できるように準備していきたい。受験生には体調管理をしっかりしてあすとあさっての試験に臨んでほしいと思います」と話していました。