能登半島地震 被災者に県営住宅を無償提供 群馬県が受け付け

能登半島地震で被災した人たちに対して、群馬県は、県営住宅、あわせて50戸を無償で提供することになり、10日から受け付けを始めました。

県が無償で提供するのは、前橋、高崎、桐生、伊勢崎、太田、館林の6つの市にある県営住宅、あわせて50戸です。
対象は、能登半島地震で住んでいた住宅が被災して住宅の確保が難しい人たちで、期間は入居日から1年以内です。
家賃や敷金、駐車場の料金が免除され、光熱水費と共益費は自己負担となります。
また、間取りは2Kから3DKで、照明やガスコンロを県が設置します。
申し込みは、きょうから始まり、電話やメールなどで受け付けていて、このうち電話番号は、群馬県住宅供給公社の管理課、027−223−5811です。
入居に必要なり災証明書や住民票などの書類は、入居後の提出も可能だということです。
県住宅政策課は「被災された方の中で住宅に困っている人がいれば気軽に連絡をしてほしい。今後もできるかぎり被災地に寄り添った支援を続けていきたい」と話していました。