インフルエンザ患者数10.44人 4週連続減も 警報発令中

群馬県内で7日までの1週間で確認された1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は10.44人で、4週連続で減少しました。
ただ、県は引き続き、県内全域に警報を発令しています。

県衛生環境研究所によりますと、インフルエンザの患者数は今月1日から7日までの1週間で、1医療機関あたりの平均が10.44人と、前の週より8.92人減り、4週連続の減少となりました。
ただ、県は引き続き、県内全域にインフルエンザの警報を発令しています。
保健所の管内別では利根沼田が35人、吾妻が13.33人、渋川が13.17人、藤岡が12人、安中が11.67人、館林が11.22人、前橋市が9.69人、伊勢崎が9.3人、太田が9人、高崎市が8.86人、富岡が5.67人、桐生が5.13人となっています。
85の指定医療機関から報告があった患者数は合わせて887人で、年代別では、10歳未満が275人と最も多く、次いで10代が191人、20代が123人、30代が78人、40代が77人、50代が71人、60代が35人、70代が21人、80歳以上が16人となっています。
県は、手洗いや換気に加え、希望する人は予防接種を受けるなど感染対策を徹底するとともに、症状がある場合にはマスクを着用するよう呼びかけています。