群馬 高山村で鳥インフル ニワトリ約36万羽処分7日までに

今月1日、高山村の養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、群馬県はこの養鶏場で飼育されているおよそ36万羽のニワトリの処分を進めていて、今月7日までに終える見通しです。

今月1日、高山村にある養鶏場のニワトリから高病原性の疑いがある「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
県内の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されるのは、今シーズン初めてです。
これを受け、県はこの養鶏場のニワトリ、およそ36万羽の処分を進めていて、4日午後3時までに全体の6割あまりにあたるおよそ23万3000羽を処分したということで、今月7日までに完了する見通しだとしています。
県はこの養鶏場から半径3キロ以内を「移動制限区域」に指定し、このエリア内の3か所の養鶏場に対してニワトリや卵の移動を禁止しています。
また、半径3キロから10キロ以内を「搬出制限区域」にしてエリアにある7か所の養鶏場に区域外への出荷などを禁止する措置をとっています。
県によりますと、これらのエリアにあるあわせて10か所の養鶏場についてもニワトリの検査や監視などを行っていますが、これまでのところ異常は確認されていないということです。