高山村 養鶏場で鳥インフルエンザ感染の疑い

高山村の養鶏場で31日、複数のニワトリが死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行った結果、鳥インフルエンザに感染した疑いがあることがわかりました。
詳しい検査で感染が確認された場合、県はこの養鶏場で飼育されているおよそ36万羽のニワトリを処分することにしています。

群馬県によりますと、31日、高山村の養鶏場で飼育していたニワトリおよそ80羽が死んでいるのが見つかり、養鶏場から「死ぬニワトリが増えた」と県に連絡があったということです。
これを受け、県家畜衛生研究所が死んだニワトリなど13羽について鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、すべて陽性だったことがわかったということです。
詳しい遺伝子検査の結果は1日にも判明する見通しで、感染が確認された場合、県はこの養鶏場で飼育されているおよそ36万羽のニワトリを処分することにしています。
山本知事は31日夜、臨時に記者会見を開き、「近隣の県で鳥インフルエンザの感染確認が相次いでいるが、県が前面に立って防疫措置を進めていきたい」と話していました。