“紅白”2品種のいちご 出荷がピーク 伊勢崎

年の瀬を迎える中、伊勢崎市のいちご園では、お歳暮などで人気の「紅白」2色の品種のいちごの出荷がピークを迎えています。

伊勢崎市のいちご園で出荷がピークなのは、群馬県が開発し鮮やかな赤色と甘さが特徴の「やよいひめ」と、白のベースに赤みがかった「淡雪」という2つの品種です。
お歳暮などの贈答用として毎年この時期に人気だということで、28日も朝から従業員たちが、ハウスの中でしっかり色づき大きく実ったいちごを収穫し、一つ一つ丁寧に出荷用のパックに詰めていました。
ことしは、収穫前によい天気が続いたことから、甘く熟した実になっているということです。
園に購入に来ていた藤岡市の男性は「旬でおいしいので年末のあいさつとして贈ろうと買いに来ました。あげた人から喜ばれるので年始にも買います」と話していました。
いちご園の齋藤大輝代表は「やよいひめと淡雪のセットは『紅白』で縁起がよいとして喜ばれています。年末年始に出荷のピークを持ってくることができてよかったです」と話していました。
2つの品種のいちごは、寒さが増すほどに甘さも増すということで、来年5月ごろまで収穫が続くということです。