「高崎白衣大観音」年末恒例のすす払い 群馬 高崎

高崎市のシンボルの1つ、「高崎白衣大観音」で、1年間の汚れを払い落とす年末恒例のすす払いが行われました。

高崎白衣大観音は、昭和11年に高崎市郊外の観音山に造られた高さおよそ42メートルの観音像で、山から街を見守る姿は地元のシンボルとして親しまれています。
毎年、冬至の日にあわせて観音像のすす払いが行われていて、22日は寺の住職が像の前でお経を唱えた後、僧侶など4人が掃除を行いました。
僧侶たちは手が届かない高さの部分も竹でできた長さおよそ10メートルのほうきを使って1年の汚れを丁寧に払い落としていました。
慈眼院の橋爪良真住職は「1年間、ずっと見守ってくれていることへの感謝の思いで掃除しました。来年はこの像が米寿にあたるので、お祝いもかねてぜひお参りしてほしい」と話していました。
慈眼院によりますと、正月の三が日にはおよそ3万人の参拝者を見込んでいるということです。