群馬交響楽団のコンサートに参加 小学校の合唱部がリハーサル

群馬交響楽団のコンサートに参加する前橋市にある小学校の合唱部の子どもたちが、21日の本番を前にリハーサルに臨み、プロも顔負けの歌声を披露しました。

19日、高崎芸術劇場で行われたリハーサルに臨んだのは、前橋市にある群馬大学共同教育学部付属小学校の合唱部に所属する38人の子どもたちです。
子どもたちは21日の群響のコンサートでイタリアの作曲家、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」に参加する予定で、リハーサルでは、迫力ある生演奏の中、プロの歌手たちにまじって伸びやかな歌声を響かせていました。
群響では、オーケストラの音色を楽しんでもらおうと去年から高崎芸術劇場でコンサートシリーズを開いていて、10回目の今回は7作品のオペラの楽曲を上演することになっています。
小学校の合唱部で部長を務める國峯好実さんは「日本のことばにはない言い方や発音があり、難しかったです。頑張って練習してきたので、当日はその思いをしっかり届けたいです」と話していました。
コンサートを指揮する沼尻竜典さんは「子どもたちが元気にいい声で歌ってくれたおかげで、大人たちも負けじといい声を出してくれました。本番がとても楽しみです」と話していました。