インフル患者数35.4人 前週より減も 警報の目安上回る

県内のインフルエンザの患者数は、17日までの1週間で1医療機関あたり35.4人と、前の週より11人あまり少なくなりました。
しかし、依然として国が定める警報の目安の「30人」を上回っており、県は引き続き手洗いや換気など感染対策を徹底するよう呼びかけています。

県衛生環境研究所によりますと、インフルエンザの患者数は、今月11日から17日までの1週間で、1医療機関あたりの平均が35.4人と、前の週より11.05人少なくなりました。
しかし、先月28日から国が定める警報の目安の「30人」を上回った状態で、県は引き続き県内全域に警報を発令しています。
保健所の管内別では富岡が48.33人、藤岡が46.33人、伊勢崎が43.5人などとなっています。
87の指定医療機関から報告があった患者数は合わせて3080人で、10歳未満と10代が全体の4分の3を占めています。
県は、手洗いや換気に加え、希望する人は早めに予防接種を受けるなど感染対策を徹底するとともに、症状がある場合にはマスクを着用するよう呼びかけています。