冬到来 スリップ事故注意 冬用タイヤに切り替え安全運転を

冬に入り、これからの時期に注意が必要なのが凍結した道路でのスリップ事故です。
県内では毎年、積雪の際に事故が相次いでいて、警察は冬用タイヤへの早めの切り替えを呼びかけています。

警察によりますと、前橋市で6センチの積雪を観測するなどしたことし2月10日から翌日にかけて、県内ではスリップ事故が156件起き、合わせて16人がけがをしました。
また、去年2月18日の積雪の際には、午前7時からの8時間で229件の事故が起きて合わせて41人がけがをし、半数近い109件は前橋市で起きていました。
警察が229件の事故を分析したところ、4割の車が夏用タイヤのままだったということです。
警察は、ドライバーに対して、冬用タイヤに早めに切り替えるとともに、積雪の際は速度を落として車間距離を十分に取り、ハンドルやブレーキの急な操作を避けるなど、安全運転を心がけるよう呼びかけています。