群馬県 インフルエンザ感染 1医療機関あたり38.85人

インフルエンザの感染状況について、群馬県は、3日までの1週間で、1医療機関あたりの患者数が前の週より5.38人増え、38.85人だったと発表しました。
県は先週から警報を発令していて、手洗いや換気など感染対策を徹底するよう呼びかけています。

県衛生環境研究所によりますと、11月27日からおとといまでの1週間で、1医療機関あたりの平均の患者数は38.85人と前の週より5.38人多くなりました。
保健所の管内別では富岡が55.67人、伊勢崎が52.7人、太田が52.6人、藤岡が47人、利根沼田が42.8人、前橋市と安中が38人、館林が36.33人、桐生が31.38人、渋川が30.17人、高崎市が27.5人、吾妻が17.67人となっていて、多くの地域で国が定める警報発令の目安の「30人」を上回りました。
87の指定医療機関から報告があった患者数は合わせて3380人で、年代別では、10歳未満が1679人と最も多く全体の半数近くを占めたほか、10代が982人、40代が217人、30代が199人、20代が127人、50代が84人、60代が59人、70代が25人、80歳以上が8人となっています。
群馬県は、先週から県内全域に警報を発令していて、手洗いや換気に加え希望する人は早めに予防接種を受けるなど感染対策を徹底するとともに、症状がある場合にはマスクを着用するよう呼びかけています。