「週休3日」 群馬県 来年度にも県職員対象に試行

勤務日に働く時間を長くすることで、平日に休みを取る「週休3日」について、群馬県は、来年度にも県職員を対象に試験的に実施し、本格的な導入に向けて検討していくことを明らかにしました。

勤務日に働く時間を長くし、そのぶん平日に休みを取る「週休3日」の導入はライフスタイルに応じた多様な働き方につながり、ワークライフバランスの充実や自己研さんなどにも取り組みやすくなると期待されています。
この「週休3日」の導入について、山本知事は4日の県議会の中で来年度にも知事部局の県職員を対象に試験的に実施することを明らかにしました。
その上で、山本知事は「制度の効果検証や課題の洗い出しをしながら、その後の本格活用につなげていきたい。先進的な取り組みについて、群馬県庁が先頭に立って進め、全国の自治体や民間企業をリードしていきたい」と述べました。
「週休3日」をめぐっては県内では、前橋市がことし8月から1か月ほど、希望した職員を対象に勤務日の労働時間を1日2時間ほど増やした上で、平日に1日休む取り組みを試験的に行っています。