チャイルドシート使用率 群馬県は69.2%で全国平均下回る

6歳未満の子どもを車に乗せる際に義務づけられているチャイルドシートの使用率をJAF・日本自動車連盟などが調べた結果、群馬県は69.2%で、全国平均を下回ったことがわかりました。

チャイルドシートは、6歳未満の子どもが車に乗る際に使用が義務づけられていて、JAFと警察はことし6月、子連れでの利用が多い太田市と伊勢崎市の施設で、あわせて208人を対象に使用状況を調査しました。
その結果、チャイルドシートを正しく使用していたのは144人、率にして69.2%でした。
これは、去年の調査から3.5ポイント上昇したものの、全国平均の76%を6.8ポイント下回りました。
また、今回の調査では、体を固定するハーネスをつけずチャイルドシートに座らせていたのが10.6%、シートに座らせているだけだったのが9.6%、大人用のシートベルトをしていたのが6.3%、保護者がだっこしていたのが4.3%でした。
JAF群馬支部は「万が一の事故の場合でも子どもの安全を守るため、チャイルドシートは適切な方法で必ず使用してほしい」と呼びかけています。