米のイベントで県産しょうゆ完売 製造会社が安中市役所に報告

先月アメリカで開催された日本食を紹介するイベントに参加した、安中市の老舗しょうゆ製造会社が地元の市役所を訪れ、県産の大豆などを使ったしょうゆが人気で、完売したことなどを報告しました。

27日、安中市役所を訪れたのは地元にある創業190年あまりのしょうゆの製造会社、「有田屋」の湯浅康毅代表取締役です。
先月、アメリカ・ニューヨークで開かれた日本食を紹介するイベントに参加した成果などを岩井均市長に報告しました。
この中で、県産の大豆と小麦を使用した、くん製させたしょうゆの人気が高く、準備していた120本が完売したことなどを紹介しました。
報告を受けて岩井市長は「安中産を世界にPRしてもらえることは非常にありがたい」と話していました。
この製造会社ではこうした反響などを受け、海外への販路拡大を強化していきたいとしています。
報告のあと、湯浅代表取締役は「昔ながらのしょうゆが海外でも受け入れてもらえるかと不安もあったが、評判がよくてすごく手応えがあった。世界の人たちに味わってほしい」と話していました。