浅間山の状況(3日)

浅間山の状況(3日)

ことし3月から噴火警戒レベルが「2」に引き上げられている浅間山の状況です。

気象庁によりますと、山体の膨張を示すと考えられるわずかな地殻変動は、3日も続いています。
火山性地震は、先月30日は6回、先月31日は0回、1日は11回、2日は1回観測され、3日は午後3時までに観測されていません。
また、1日観測した1日あたりの火山ガスは、前回・先月27日の観測より200トン少ない500トンでした。
気象庁は、7月下旬以降、火山性地震はおおむね少ない状態となっているものの、引き続き小規模な噴火のおそれがあるとして、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。