観光農園でみかん狩り始まる 藤岡市
11月最初の1日、藤岡市の観光農園では、みかん狩りが始まり、地元の子どもたちが早速、旬を迎えたみかんを収穫して味わいました。
藤岡市の鬼石地区では、山々に囲まれた盆地で風が少なく日当たりのいい南向きの斜面を利用して4つの観光農園がみかんを栽培しています。
このうち開園して25年ほどになる木村正徳さんの農園は、およそ4500本のみかんの木が植えられていて、1日からことしの営業を始めました。
初日の1日は、地元のこども園や幼稚園の園児およそ60人が招かれ、先生と一緒に色づいた実を選んで実を回しながら枝からもぎ取りました。
そして、その場で皮をむいておいしそうに味わっていました。
6歳の女の子は「甘くておいしかったです。家に持ち帰ってお母さんと食べたい」と話していました。
木村さんによりますと、ことしは暑い夏になったため収穫量が多く、その後も天候がいい日が続いたことから味も濃くなっているということです。
木村さんは「子どもたちの笑顔が見られてよかった。この地域のみかんは味が濃くておいしいので、ぜひ食べてもらいたい」と話していました。
藤岡市でのみかん狩りは、来月中旬まで楽しめるということです。