25年前の一家3人殺害事件 指名手配容疑者の情報提供を

今月は警察が指名手配容疑者の捜査に力を入れる強化月間です。
1日、JR高崎駅では25年前、いまの高崎市の住宅で一家3人が殺害された事件で指名手配している小暮洋史容疑者の情報提供を呼びかける活動が行われました。

25年前の1998年1月、当時の群馬町、いまの高崎市の住宅で48歳の夫婦と、85歳の母親の3人が殺害され、警察は、元トラック運転手の小暮洋史容疑者(54)を殺人の疑いで全国に指名手配しています。
群馬県警は指名手配容疑者の捜査強化月間にあわせて、1日、JR高崎駅の改札口前では警察官15人が容疑者の顔写真が入ったポケットティッシュなどを駅の利用客などに配りました。
群馬県警では小暮容疑者の情報提供を呼びかける新たなポスターをおよそ3万2000枚作り、1日から各地の駅や公共施設などで掲示していくことにしています。
通りかかった60代の男性は「気になることがあれば警察に届け出たい」と話していました。
群馬県警捜査第一課の高橋稔 重要事件特別捜査班長は「ささいな情報でもかまわないので、1件でも多くの情報を寄せてほしい」と話していました。
情報提供は、捜査本部のフリーダイヤル、「0120−547−590」で受け付けています。