群馬県 インフルエンザ患者数 1か月ほど前の4倍超に

県内ですでに流行期に入っているインフルエンザの感染状況について、1医療機関あたりの平均の患者数は、29日までの1週間で16.39人と、前の週より4.33人増えました。
1か月ほど前の4倍を超え、全体の75%あまりが14歳以下だということです。

県によりますと、県内のインフルエンザの1医療機関あたりの平均の患者数は、今月に入り急増し、1週間ごとでは▽1日までが3.66人、▽8日までが4.24人、▽15日までが7.2人、そして、▽22日までが12.06人となり、国が定める注意報発令の目安の「10人」を上回ったことから、県は「インフルエンザ注意報」を県内に発令しました。
さらに、29日までの1週間は4.33人増えて16.39人となり、この1か月ほどで、およそ4.48倍になりました。
保健所の管内別では▽藤岡が33.33人で最も多く、今シーズン初めて警報発令の目安となる「30人」を上回ったほか、▽利根沼田が26.6人、▽安中で24人などとなっています。
年代別にみますと、14歳以下が全体の75%あまりを占めているということで、県は特に小中学校での対策の重要性を訴えています。