群馬県内の公立小中学校 不登校は4382人で過去最多

群馬県内の公立の小中学校で昨年度、不登校の状態にあった児童・生徒は4382人で過去最多となりました。

文部科学省は全国の小中学校と高校、それに特別支援学校を対象に不登校やいじめ、自殺などの状況を毎年調査していて、昨年度の結果をまとめました。
このうち県内で30日以上欠席した不登校の状態にある児童・生徒は公立の小学校で1497人、中学校で2885人でいずれも前の年度より増えました。
また、合計の4382人は過去最多となりました。
そして、認知されたいじめの件数は、すべての小学校で3112件、中学校で825件、高校で522件、特別支援学校が256件であわせて4715件でした。
1000人当たりの認知件数でみると、群馬県は24.2件で、全国平均の53.3件を大きく下回っています。
一方、県教育委員会は今回の文部科学省の調査について取材に対して「結果のとりまとめや分析をしているところなので現時点でコメントを控える」と話しています。