県警 重永新本部長が会見 「県民の安全安心に全力で貢献」

今月、群馬県警の本部長に就任した重永達矢氏が25日、記者会見し、「県民の安全安心に全力で貢献していきたい」と抱負を述べました。

重永氏は長崎県出身の53歳。
平成6年に警察庁に入庁し、警察庁の警備企画課長などを経て、今月8日付けで群馬県警の本部長に就任しましたが、体調不良を訴えて入院し、その後、回復したとして、25日職場に復帰しました。
会見の中で重永氏は、警察庁の警備企画課長の時に安倍元総理大臣が銃撃された事件の現地調査を担った経験を踏まえ、「成功を重ねた組織ほど空白を見逃すリスクを抱えているという危機感を身にしみて感じた。群馬県警の業務についても自分の目で1つ1つ確かめていきたい」と述べました。
そのうえで、「あらゆる課題を正面から受け止め、責任ある判断を重ねることで、県民の安全安心に全力で貢献していきたい」と抱負を語りました。