交差点での人身事故 県内最多は高崎「緑町」12件 2年連続

去年、群馬県内の交差点で起きた人身事故のうち最も多かったのは、高崎市問屋町の「緑町交差点」の12件だったことが、損害保険各社で作る日本損害保険協会などの調査でわかりました。

日本損害保険協会は毎年、地方新聞社と連携して全国の交差点で起きた交通事故について都道府県ごとにまとめて公表しています。
このうち、県内で去年、人身事故が最も多かった交差点は高崎市問屋町の「緑町交差点」でした。
件数は12件でおととしより3件増え、2年連続で最も多くなっています。
「緑町交差点」は幹線道路の国道17号線と高崎市の市道の環状線との交差点で、共に車線が多く、交差点の面積が広いのが特徴です。
協会によりますと、12件の事故はいずれも軽傷でしたが、このうち9件は右折や左折の際に安全確認を怠り、対向車線の車や横断中の歩行者などと接触した事故だったということです。
次いで事故が多かったのは、高崎市京目町の「京目町交差点」で11件、前橋市石倉町の「石倉3丁目交差点」と高崎市棟高町の「辻久保交差点」がそれぞれ9件でした。
調査結果について日本損害保険協会はホームページで公開し、注意を呼びかけています。