高崎のデパートで早くもおせち商戦 5類移行受け“3段”中心

来年の正月に向けたおせち商戦が群馬県高崎市のデパートで早くも始まり、新型コロナの5類への移行を受けて、多くの家族で楽しめる「3段おせち」を中心に商品が取りそろえられています。

おせちの店頭での予約を20日から始めた群馬県高崎市のデパートには、午前10時の開店に合わせて特設のコーナーに向かう人たちの姿が見られました。
新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に移行して初めてとなることしのおせち商戦について、このデパートは、多くの家族が集まることを想定して、「3段おせち」を中心に商品を取りそろえています。
このほか、ことしは初めてペット用の提供も行うなど、消費者の多様なニーズに対応した600種類ほどを販売しています。
一方で価格は具材や容器などの高騰が続いているため、全体の平均で去年より5%ほど上がっているということです。
予約に来ていた女性は「予約が毎年、早く埋まってしまうと聞いてきょう来ました。来年の正月は、10人ほどの家族が集まる予定です」と話していました。
デパートの食料品売り場の望月健太郎さんは「種類をたくさんそろえているので、選ぶところから楽しんでもらいたい」と話していました。