桐生 ことし46日目の猛暑日 年間の日数で国内最多に

群馬県桐生市では19日、日中の最高気温が35度を超え、ことし46日目の猛暑日となりました。
気象庁によりますと、1年間の猛暑日の日数としては、記録が残る地点の中で国内で最も多いということです。

19日も群馬県内は各地で気温が上昇し、桐生市で日中の最高気温が35.6度に達するなど、県内は3つの観測地点で35度以上の猛暑日となりました。
気象庁によりますと、桐生市でことし猛暑日となったのは19日で46日目となり、1976年に統計を取り始めてから最も多くなっています。
さらに、全国でみても1994年に大分県日田市で記録された45日を上回り、記録が残る地点の中では、国内で最も多くなったということです。
19日もJR桐生駅前では、うちわや手持ちの小型の扇風機を使うなどして暑さをしのぐ人の姿が見られました。
20代の男性は「外仕事が多く、暑さを実感していたので猛暑日の日数の記録更新は納得です」と話していました。
また、桐生市の高校に通う男子生徒は「暑いのが苦手なので、早く涼しくなってほしい」と話していました。