パンチ当てない「マスボクシング」の全国大会 群馬 高崎

相手にパンチを当てない、「マスボクシング」という競技の全国大会が群馬県高崎市で開かれ、幅広い年代の選手たちが熱戦を繰り広げました。

「マスボクシング」は寸止めのパンチでポイントを取り合う競技で高崎市で16日から開かれている全国大会には小学生から70代までの男女あわせて217人が参加しました。
最終日の18日はボクシングのミドル級で日本一になった経歴をもつタレントの「しずちゃん」こと山崎静代さんがゲストとして登場し、「楽しみながら頑張ってほしい」とエールを送りました。
このあと1ラウンド1分30秒、2ラウンドの決勝戦が各階級で行われ、選手たちが素早いフットワークや鋭いパンチを見せると大きな声援が送られていました。
出場した、今大会最高齢の萩原利文さん(78)は「この年齢になっても挑戦でき、試合後に得られる充実感がこの競技の魅力です」と話していました。
大会の三橋淳実行委員長は、「選手にダメージのない、性別や年齢を問わない生涯スポーツとして魅力ある競技なので、ぜひ多くの人に参加してほしい」と話していました。