“世界アルツハイマー月間” 高齢者が認知症予防を学ぶ 館林

今月は認知症への理解を深める世界アルツハイマー月間です。
地域の高齢者が認知症予防などについて学ぶ催しが、館林市で開かれました。

14日、館林市の老人福祉センターで開かれた催しには、地域で暮らす70代から90代の高齢者20人が参加しました。
参加した人たちは、主催したボランティア団体のスタッフと一緒に、認知症予防に効果があるという両手で違う動きをする遊びを楽しみました。
このあと、認知症の症状がないかチェックするクイズも行われ、参加者たちはタブレット画面を見ながら、15日の日付や曜日を答えたり、短い単語を覚えて記憶力を確認したりしていました。
参加した90代の女性は「認知症のチェックは思っていたよりいい結果が出てよかったです。もうすぐ生まれるひ孫とたくさん遊んであげたいので、いつまでも元気でいたいです」と話していました。
ボランティア団体の長倉直美さんは「認知症の人だけでなく、地域の人と交流したい人が気軽に来られる場所を目指しています。この活動で、認知症について正しく理解する人が増えてほしいです」と話していました。