森林管理最新技術学ぶ 自治体や森林組合関係者が交流会 安中

森林の管理を効率的に行うために、自治体の職員や森林組合の関係者などが最新技術を学び意見交換を行う交流会が14日、安中市で開かれました。

この交流会は自治体の森林整備を支援する団体が開いたもので、安中市の小根山森林公園には林野庁や県内の自治体の職員、それに森林組合の関係者など、およそ70人が参加しました。
交流会では、担当者が、森林の管理や整備を効率的に行う技術を紹介し、災害のあった山林や、樹木の成長具合などを上空から確認できるドローンの技術や、レーザーで測定すると木の位置を3Dで立体的に表示できる技術などを説明しました。
このほか、スマートフォンやタブレットをかざすだけで木の高さや直径を計測できる技術なども紹介されました。
参加者たちは、見学しながら、使い方や導入のコストなどを確認していました。
主催したぐんまフォレスター連絡会の野畑直城会長は「経験や関心など、参加者のレベルに応じて技術を紹介できたと思う。市町村の職員の要望にあわせ、技術やノウハウを参考にしてもらう活動を続けていきたい」と話していました。